2015年3月2日

レノボがSuperfish対策を発表

レノボがSuperfishと呼ばれるマルウェアをプリインストールしていた問題で、今後の対策を発表した。

今後発売するPCについては、OSと関連ソフト、ハードウェアの適切な動作に必要なソフト、セキュリティソフト、レノボの純正ソフトだけを含むようにするという。この取り組みはWindows10の発売までに完了するそうだ。

しかし何というか中途半端だ。純正ソフトは積極的な害悪がないが、システムリソースを消費してマシンの動作を阻害するという点では問題があると言わざるを得ない。

また、セキュリティソフトの同梱も問題だ。Windows8以降ではWindows Defenderが最低限のマルウェア対策をしてくれるので、それ以上を求める人は各ユーザーが自分の判断でインストールすればいいことだ。望んでいないのにシステムに入り込み、数カ月で有効期限が切れて追加料金を要求するセキュリティソフトなどランサムウェアと何ら変わらない。

レノボに限らずハードウェアベンダーはマイクロソフトのリテール版Windowsをインストールしたのと同じ状態で出荷してほしいものだ。添付ソフトを沢山つけるのはいいが、必要な人後からインストールするようにしてほしい。あるいは全部入りか、装飾なしを選べるようにしてほしい。

この問題に関してはレノボはSuperfishのプリインストールをやめて、さらに削除ツールもリリースしたが、すでにプリインストールされた個体を購入した人は対策を施すまではマルウェアが仕込まれたままになる。信用回復のためにはツール云々ではなく全品回収にすべきではなかったのか。