2014年2月20日

FacebookがWhatsAppを買収

FacebookがチャットアプリのWhatsAppを買収した。

WhatsAppは電話番号での認証が必要なので、マイナーだったころには電話番号を登録することに警戒していたが、気が付いたら日本以外ではメジャーアプリになっていた。

WhatsAppのライバルとしては、マイクロソフトが買収したSkypeとつい先日楽天が買収したViber、それにGoogleのHangoutだろう。LINEはこのグループには含まない。ユーザー間で無料チャット、通話という点ではLINEも同じだが、LINEは非ユーザーとのコミュニケーション手段がない。SkypeにしろViberにしろ、有料ではあるが電話番号を使って非ユーザーに電話をかけることができる。Hangoutも米国では同様のことができる。

SNSが電話やメールに次ぐ第三のコミュニケーション手段となりえないのは、登録ユーザー間でないと利用できないからだ。電話やメールは使っているサービスが違っていても、世界共通で電話番号、メールアドレスという識別子で接続できる。チャットアプリも電話やメールと並ぶ第三のコミュニケーション手段とはならないが、電話番号を使って通話やSMSができる、いわば電話の新形態というべきものだ。

Facebookは自前のチャットサービスを持っているのだが、非ユーザーとのコミュニケーションではメールアドレスが使える。しかし最近のコミュニケーション手段は、たとえテキストといえどメールではなく電話番号でのSMSが使われる。FacebookメッセージをSMS対応するよりは、既存のSMS対応チャットアプリを買収するという手段に出たのだろう。

Facebookの動きを警戒すべきはLINEではなく通信キャリアだろう。キャリアは自分たちの収入源である通話やSMSの半分を持っていかれることになる。

LINEは今のままではじきに淘汰されるだろう。そうならないためには、電話番号を使っての通話やSMSに対応していかなければならない。

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