2014年1月31日

Windows8版Kinoppy

紀伊国屋がWindows8ストアアプリ版電子書籍リーダーKinoppyをリリースした。従来のデスクトップ版でもWindows8で利用できるが、本体だけでなくデータベースエンジンとかいろいろインストールするので使っていなかった。また、ストア版はデスクトップ版と違いWindows8RTでも利用できる。

KinoppyはiOSで唯一といっていいDRMフリーのXMDFやePubファイルを読むツールとして重宝している。しかもファイルはDropboxにアップロードしておけばDropboxと連携してKinoppyから直接ダウンロードできるので便利だ。AndroidではソニーReader™でもePubやXMDFを読めるが、Dropbox連携はないし、iOS版Reader™では同社ストアで購入したコミックと雑誌以外は読めない。

ストア版Kinoppyは機能的にはデスクトップ版やiOS/Android版に劣る。一番不便なのは本棚にない購入済の書籍をダウンロードする手段がないことだ。本棚にない本を読むためには、他のKinoppyでクラウドから本棚に追加する必要がある。

購入済書籍のダウンロードができないのと同様に、Dropboxからのダウンロードもできない。書籍の存在自体は他のKinoppyからの同期で表示されるのだが、本体のダウンロードでエラーが発生する。他社で購入したり自分で作ったりしたDRMフリーの電子書籍はストア版では読めない。

機能制限ではないが、アプリでダウンロードした本や本棚に表示するための表紙画像は、ダウンロードフォルダに保存される。他にも雑多なファイルがダウンロードされるであろうダウンロードフォルダにアプリ専用ファイルを保存するのはいかがなものかと思う。Kinoppy用フォルダを作成するのだが、できればドキュメントフォルダか、アプリ専用の保存場所を確保してほしいところだ。

ダウンロードフォルダに保存された書籍や表紙画像は、削除してしまってもアプリの動作には不具合が生じない。再度アプリを起動して同期したときに再び表紙画像をダウンロードして、本を読むときに本体をダウンロードしてくれる。

書籍のローカルへのダウンロードや表紙ファイルの保管については目立たない場所に保存場所を移して、アプリ側から操作できるようにしてほしいところだ。

まだまだ未完成の印象が拭えないストア版Kinoppyだが、いち早くストア版アプリをリリースした点は評価できる。今後の改善に期待しよう。AmazonですらKindleアプリは日本ではストア版が利用できない。

紀伊國屋書店 Kinoppy http://apps.microsoft.com/windows/ja-jp/app/kinoppy/1bd11767-3c28-4c05-a52f-2206126c5e85

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