2013年7月20日

電子書店の安売り合戦

電子書籍ストア各店が安売り合戦の様相を呈している。他のストアでも安売りがあるようだが、主に使っているところを中心にセール内容をまとめてみる。

BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKERでは以前からメルマガ読者向けに時間を区切って一定時間内に設定金額以上の本を買うとWebMoneyでのキャッシュバックというキャンペーンをやっていた。最近ではメルマガ読者以外も参加できるキャンペーンや、特定商品限定のものは期間も長くなっている。

キャッシュバックされるWebMoneyはBOOK☆WALKER専用なので他では使えないが、先日のキャンペーンでは1300円購入で500円キャッシュバックを5日間連続でやっていた。ポイントも通常は購入に使えないが、本棚デザインと交換するとWebMoneyでキャッシュバックするキャンペーンを定期的にやっている。

SONY Reader™

Reader™ストアでは以前からまとめ買いキャンペーンやポイント増量キャンペーンを実施していたが、最近は頻度が増えている。

Reader™ストアのポイント還元は有効期限が短いのが難点だ。毎月本を購入していればいいが、たまにしか買わない人にはメリットがない。

Kindle

Kindleストアでは週替わりで半額や99円になるセールを開催していたが、月替わりになってしまった。このセールでは話題の本が比較的早い時期にセール対象になったりするので期待していたのだが、ちょっと残念だ。

その代わりに現在は多くの本で30%のポイント還元がある。アマゾンのポイントは購入時に付与されて、次の購入で自動的に値引きになるので無駄がない。ただしどの本がポイント還元があるかなど特集ページはないので、実際に購入しようとするまでわからない。個別商品ページで還元率が表示されるので、購入しなくてもわかるのだが非効率だ。

楽天koboでは1周年記念として全品30%OFFになっている。Kindleストアのポイント還元は楽天の30%OFFに追随したもののようだが、大々的な宣伝をしていないのでわからない。

BookLive

BookLiveでは週替わりで無料になる本がある。10巻、20巻と出ているシリーズものの1巻のみ無料なので無料キャンペーンというよりは立ち読み増量といった印象だ。無料にならないまでも半額や100円になるものもある。

BOOK☆WALKERやReader™ストアはリピーター獲得のためのセールだろう。他社で利用できない形での還元だし、特にReader™ストアは還元したポイントの有効期限が極端に短い。

それに対してBookLiveのセールはリピーター向けというよりは一見客が無料キャンペーンにつられてやってきて、続きを購入することを期待してのものだろう。

BOOK☆WALKERやReader™はそれなりにユーザーを獲得していて、既存ユーザーが他社に離れるのを防止するのが目的と考えていいだろう。BookLiveの方は新規ユーザー獲得に重心が置かれている。

Kindleのセールは意図が見えない。見えないというよりは他社対抗なので主体的な意図がないという風に見える。後発ながら圧倒的なブランド力で一気にシェアを獲得し、それにあせった他社がセールを開催するのに合わせていると見える。

いずれにせよ安売り合戦は体力勝負だ。電子書店は一般書店のような街の個人商店がないのでどこもそれなりの資本力を持っているが、家電メーカーなど本業以外で電子書籍販売をしているところはよほど将来のシェア獲得を視野に入れていない限り撤退が考えられるだろう。

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