2012年2月19日

Google+とFacebookの違い

Google+もFacebookも、ユーザーの個人情報というか趣味嗜好を取り込んで、それを利用して儲けようとしていることに違いはないが、やり方には大きな違いがあるような気がする。

例えば、Facebookには外部ブログやTwitterなどのサービスの投稿を取り込む機能がある。 一度設定すればユーザーは何もしなくても勝手にユーザーのFacebook外での行動も含めてFacebookに蓄積できるようになっている。

対して、Google+にはそのような機能はない。しかし、ユーザー自身のブログやTwitterなどでなくても、 どんなサイトでもGoogle+で共有できる+1ボタンがある。+1ボタンはボタンをクリックしたときにしか機能しないので、ユーザーがその都度アクションを起こさなければGoogle+に取り込まれることはない。

ここに、両者の違いが現れていると思う。

Facebookではとにかくなんでも取り込んで、あとで解析しようという姿勢が見られる。タイムラインなどは今まで溜め込んできたデータを可視化したものだ。こういう姿勢がFacebookはプライバシーを軽視しているとか、個人情報を抜き取られるとか言われる所以だ。

Googleは会社方針で世界中の情報を整理すると言っているのでFacebook同様個人情報を集めているわけだが、何でも溜め込んでいるわけではない。ユーザーの行動を通じて、ユーザー自身に情報を整理させているのだ。

Facebookはユーザーが閲覧したサイト情報をすべて収集しようとする(だからFacebookの中で全てが完結できるようにしたいのだ)。しかしその中には、間違えてクリックしたものや、期待と違っていてがっかりしたものも含まれている。Googleでは ユーザー自身が興味を持って入力した検索キーワード、その中から選んでクリックしたサイト、さらにその中からユーザーが+1ボタンをクリックしたサイトと、ユーザーの行動を通じてフィルタリングした情報を蓄積している。FacebookにもLikeボタンはあるが、どちらかというと補助手段だ。

やり方としてはGoogleのやり方のほうがスマートだ。ただし、ユーザーの行動に問題があればそれが結果に現れてくる。悪意あるユーザーが多ければ情報が間違ってくる。ザッカーバーグは天才だから、馬鹿な一般庶民の行動など意味はないと思っているのだろう。全部自分のところに集めてしまえば、 俺様の思うようになるいうことだろう。Googleのエンジニアも頭がいいが、自分が万能だとは思っていないんだろう。だから利用できるものは一般ユーザーの行動だって利用しようとする。

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