2010年11月25日

ソニーが Reader を発表

ソニーが電子書籍リーダー "Reader" を日本でも発売すると発表しました。12月上旬には発売されそうです。先に発表されたものの詳細はまだ分かっていないシャープのガラパゴス端末よりも先に実物を目にすることができそうです。

すでに米国では Reader を展開しているソニーですから、大体の概要は分かっていましたが、注目すべきは XMDF と ePub の両方に対応したことです。

米国の電子書籍市場ではトップシェアを誇る Amazon の Kindle が独自形式、それ以外が ePub となっています。 ePub は共通仕様とはいえ実際には DRM が独自形式となっているために DRM つき ePub の互換性はありません。

日本では携帯電話を使用した電子書籍はすでに市場が確立されており、 XMDF が主流になっています。舶来品信奉者の間では XMDF は世界仕様でないからだめだと言われていますが、理想論はさておき、現実には今の日本で日本語の電子書籍の流通量が一番多いのは XMDF であるというのも事実です。

そう考えたとき、将来的に標準規格になる可能性が高い ePub と、現実的に日本で一番普及している XMDF の両方に対応しているというのは魅力です。私は現在 PC で XMDF 書籍を購入して携帯電話に転送して持ち出すということをしていますが、 Reader でも同様のことができそうです。

Amazon のようにコンテンツ販売を独占して管理しないため、データをサーバー側に持って同じユーザーの所有する複数の端末間で同期するということはできそうにないですが、複数のオンライン書店で購入した書籍を単一の端末で持ち歩くには、 Kindle よりも Reader の方が便利そうです。

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