2010年3月21日

AEロックの必要性について検討してみる

一眼レフにはたいていAEロックという機能がついています。自動露出で導き出された露出を固定して、それからフレーミングを変更するためのものですが、私はこのAEロックの必要性はもうなくなっているのではないかと考えています。

かつて自動露出が中央重点測光だった時代には、メインの被写体を画面の中心から外すためには、いったん画面の中心に被写体を置いて露出を決定し、それからフレーミングを決定する必要がありました。しかし分割測光になってからは、画面中央に被写体がなくてもかなり的確な露出値が得られます。いまやAF すら多点AFが主流になって、まずフレーミング、それからフォーカシングと露出決定という撮影スタイルもとれるようになりました。

意図的に露出を外すには、露出補正やマニュアル露出という方法があり、凝ったことをするなら分割測光ではなくスポット測光で複数のポイントを測光する方がより意図にあった露出値を決定できます。

分割測光、多点AFの進化により、中央重点測光やAEロックといった機能はすでに役割を終えているのではないでしょうか。全自動と手動、この二つがあれば任せることもできるし意のままに操ることもできます。半自動では任せきることもできないし意のままに操ることもできません。

AFが自動でピント合わせをしたあとでシームレスにマニュアルで微調整できるように、AEも自動で露出決定したあとでシームレスにマニュアルで微調整できるような機能がつけば、より撮影の利便性が上がるのではないでしょうか。

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