2010年1月12日

おサイフケータイがどこまで使えるか試してみた

携帯電話を iPhone に乗り換えない理由のひとつに「おサイフケータイが使えなくなるから」というものがあります。私もその一人で、 iPhone は WiFi がなくてもアクセスできる iPod Touch に過ぎないのですが、携帯電話はそうはいきません。

絶対的 iPhone 信者の中には、カード型電子マネーを入れるスリットが付いた iPhone 用ケースを使うことで問題ないと言っている人もいますが、そうでもありません。おサイフケータイにはカード型電子マネーにはないリアルタイムでの残高照会や、単体でのオンラインチャージ、ポイント還元といった機能があるため、おサイフケータイを使い慣れてしまうとカード型電子マネーには戻れません。

ただし、携帯電話である以上電池がなくては動きません。この点だけがカード型電子マネーより不利なところですね。そこで、手元の Felica リーダーを使って、どこまで使えるのか試してみました。

裏蓋を外しても使えるが蓋だけでは動作しない

まずは裏蓋(電池カバー)を外してみました。問題なく動作します。裏蓋には、「このシールをはがさないでください」と書いたシールが貼ってあるので、もしかするとこのシールの内側に電子マネーのチップがあって、蓋だけで動作するのではないかと期待してしまいましたが、残念ながら蓋だけでは動作しませんでした。

電源を切っても動作する

手持ちの機種では、電源を切っても電子マネーとしては動作しました。もちろん残高照会やオンラインチャージといった機能は使えませんが、カード型電子マネーと同程度には使えるということです。ちなみに、何度か充電を忘れて電源が切れてしまうという事態に遭遇したことがありますが、その時でも電子マネーとしては機能していました。

電池を抜くと動作しない

では電池を抜いてしまっても動作するのか?というと、さすがにこれは使えませんでした。バッテリー切れで携帯電話としては動作しなくなっても、僅かな残り電力で動作しているというだけで、まったくの無電源では動作しないようです。

SIM を抜いても動作する

最近の携帯電話は SIM カードを抜くと電源を入れたときに警告が出てそれ以上動作しないようになっています。単純に電話機として使えないだけでなく、それ以外の機能、例えばカメラ機能などのような本来は電話機と切り離しても動作する部分も使えなくなります。しかし、その状態でも電子マネー部分だけは機能するようです。もちろん、電源を切っても動作するので SIM を抜いて電源を切った状態でも充電さえしておけば電子マネー部分だけは使えます。

つまり、解約して電話として使えなくなった携帯電話でも、充電さえしておけばおサイフケータイの残高を使い切ることができるということですね。あるいは機種変更した時も古い電話機の残高を使い切って電子マネー部分だけあとから新しい電話機に移行することも可能です。

特にカードに直接ポイントを入れず、複数のカードを併用して支払いもできる Edy の場合は、この方法が有効です。 nanaco や WAON はポイントを直接カードに入れるのでこの方法だと残高は無駄になりませんがポイントは無駄になります。おサイフケータイは機種変更の時の手続きが面倒という意見もあるようですが、逆に手続きせずに機種変更するという方法もあるわけです。

今回試した機種はソフトバンクの 830SH という普及機だけです。基本的にスマートフォンか通話とメールだけのシンプルな機種を好むので、現在手元にあるおサイフケータイ搭載機種がこれだけなのです。他の機種では動作が違う可能性もありますが、意外と使えるというのが実感です。

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