2009年11月12日

禁忌を破ったウィルコム

ウィルコムが HYBRID W-ZERO3 を発表しました。日本のスマートフォンの普及に貢献した W-ZERO3 シリーズの最新作です。

初期のころこそ人気を博した W-ZERO3 ですが、最近は iPhone や Android などの新世代のスマートフォンに押されぎみで存在感が薄れていました。

今回の新作は今までの常識を破る会心の出来です。スタイルや機能はともかく、従来の PHS 端末ではなく、 W-CDMA/GSM 端末としても動作するのです。

基本的には PHS と、ドコモから回線を借用する W-CDMA 端末として動作するのですが、国外で現地の W-CDMA の SIM を入れるとそのまま使うことができます。いわゆる SIM ロックフリーというものです。さらに、 PHS 通信部を GSM 用に交換することで GSM 携帯としても利用できます。

日本でもノキアが海外渡航向けとして一部の SIM ロックフリー端末を販売していましたが、基本的には日本国内で販売される携帯電話は iPhone や Android も含めて全て SIM ロックがかかっていて、契約した回線業者以外の SIM カードを入れても動作しないようになっています。

ところが、 HYBRID W-ZERO3 ではドコモやソフトバンクの SIM カードを入れても動作するようです。 au は電波の形式が違い、イー・モバイルは使用する周波数帯が違うので動作しませんが、これは今までにないことです。

今後携帯電話各社が SIM ロックを外してくるのかどうかはわかりませんが、 HYBRID W-ZERO3 は歴史的な一台となりそうです。

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