2009年8月24日

Hiding your browsing history: 閲覧履歴を隠す

楽天がユーザーの閲覧履歴を収集しているということで問題となっているようです。実体は、非表示にした大量のリンクが閲覧済みかそうでないかを判断することによって閲覧履歴として収集しているものですから、ブラウザで閲覧履歴を消去してしまえばそれ以上のプライバシーの侵害はありません。

このようなプライバシーデータを収集されるのが嫌ならば、最近のブラウザにはたいていついているプライベートモードを利用すればいいのです。そうすればブラウザに閲覧履歴が残りませんから、楽天に履歴を収集される心配もありません。

もちろん、このようなことをすれば閲覧履歴はもちろん cookie も保存されないのでブラウザを閉じたらログイン状態が保存されなくなるなど不便な点もあります。そういう人は、楽天が提供している下記の URL にアクセスしてプライバシー情報の収集を停止することができます。ただし、 cookie を使っているため cookie を消去したり、ブラウザを変更したりするたびに手続きが必要です。

http://grp01.ias.rakuten.co.jp/optout/index.html

同様のプライバシー情報収集はライブドアでも行っていて、こちらも同じドリコムのシステムを使っています。ライブドアの場合も楽天同様下記の URL にアクセスしてプライバシー情報の収集を停止することができます。

http://docs.livedoor.com/info/optout.html

このようなプライバシー情報の収集自体は違法ではありませんし、匿名で情報を収集する限りユーザーにも適した広告が配信されるなどメリットもありますが、無断でプライバシー情報を収集されるため不快に感じる人も多いでしょう。勝手にプライバシー情報を収集しておいて嫌な人だけオプトアウトではなく、サイトにアクセスしたときに「あなたに合った広告を配信してもいいですか?」という形でオプトインにすればそれほど問題にならなかったのではないでしょうか。

メンバーズカードにしてもポイントシステムにしても、ユーザーの消費行動を収集して商売に役立たせる変わりにユーザーにも還元があるのだから、情報を提供するかしないかは消費者の自由です。行動ターゲティング広告も、同様にプライバシー情報を提供したくない人は提供せず、提供した人には何らかの見返りがあるようにすればいいのではないのでしょうか。

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