2009年7月23日

I'm opposed to using Twitter for election campaign: ツイッターを利用した選挙運動には反対です

先日、 Twitter を積極的に活用している国会議員として知られている藤末健三参議院議員が、 Twitter を選挙運動に使用することの可否を質問していましたが、予想通り Twitter を選挙運動に使用することは認められないようです。

参議院のサイトにはまだ答弁書は掲載されていませんが、既に報道されているように、 Twitter での発言は公職選挙法が定める「文書図画」に該当し、選挙運動と認められる場合は違法となります。

私自身は、 Twitter を利用した選挙運動は選挙期間中の無制限なビラ配りや戸別訪問、電話による投票依頼にも通じるものがあるために認めるべきではないと思っています。

ただ、直接投票を依頼するものではない、日常の生活ぶりを投稿するものに関しては、選挙運動ではないために認めるべきだと考えています。しかし実際には、選挙期間中になると候補者の日常は「今日は○○地区で街頭演説をします」とか「今○○駅前にきています」とかになり、選挙運動であるかどうかの判断はきわめて困難です。

現状では政党や候補者の web ページも、選挙期間中に更新すると選挙違反となるようですが、私は Twitter やブログなどでの発言は、具体的な場所を示しての「これから街頭演説に行きます」は選挙違反としても、終わったあとで「今日は駅前で街頭演説をしてきました」とかは認めてもいいのではないかなと思います。

とはいえ、候補者としては、得票数が多くても選挙違反で当選を取り消されてしまってはせっかく投票してくれた有権者に申し訳ないので慎重にならざるを得ません。選挙に少しでも関連していれば発言を控えるようになってしまうでしょう。

せめて、「暑かったので風呂のあとのビールがうまい」とかの発言は選挙違反に当たらないと判断してほしいものです。

最終的には細かい部分がどこまで違法なのかは裁判になってみないとわからないところもあり、自分だけの問題ではなく支持者の期待も背負った候補者としてははっきりとしたガイドラインがない以上利用しづらいのもまた現実です。

いずれにしても今回の総選挙は現行法のもとで行われます。立候補予定者の方々は、選挙が始まる前に、自分の政策やビジョンを自信のサイトで表明して、選挙期間中は更新しなくても有権者がそれを参考にして投票できるようにしておいてもらいたいものです。せっかく、選挙までの期間が長いのですから、このチャンスを十分に活用すべきです。

最後にまとめです

公式見解
  • 現行法では選挙期間中の立候補者の Twitter の利用は選挙違反となる
  • 選挙期間前の Twitter の利用や公式サイトの更新は問題ない
私の考え
  • 選挙期間中の Twitter やブログを利用しての投票依頼は今後ともすべきではない
  • 立候補者であっても投票依頼でない私人としての投稿は認めるべき
  • 立候補予定者は選挙が始まる前に web を活用して政策やビジョンを表明すべき
タイトルではインターネットを使った選挙運動自体に反対しているように読めるよう書いていますが、私は政治家がインターネットを活用して政策やビジョンを広めること、支持者とのコミュニケーションを図ることには賛成です。

しかし、インターネットを利用しての投票依頼だけは、解禁すべきでないと思っています。

参議院の関連ページ
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/171/meisai/m171234.htm

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