2009年6月18日

常連客は利益をもたらさない

ブログに広告を掲載していて、どんな人がクリックするかというと、一見さん。いつも見に来てくれている常連さんはまず広告をクリックしたりしない。特にフィード広告なんて、さっぱりだね。

アクセス解析を眺めていて、そのあたりをつくづく感じていたら、ネタフルにもエントリがあがっていた。

http://netafull.net/marketing/030974.html

これはどういうことかというと、一見さんというのはたいてい検索経由でやってくる。その人たちは調べものをしているわけで、調べものに関連する情報なら広告であろうとそうでなかろうとクリックしてそっちに行く。特に何かを買おうと思ってその商品について調べている人は、物販のアフィリエイトリンクで安値が提示されていたりするとそのままお買い上げ、ということになる。

それに対して、常連さんはブログの記事を読みにきてくれている。ありがたいことだが、そういう人は記事を読みたいのであって、広告を見たいわけじゃない。特にフィード広告なんかは見向きもされないといってもいい。効果がないのに邪魔になるから、取り払ってしまった。

テレビと一緒なんだよ。ドラマとかに夢中になっている人は、途中の CM は邪魔だし、録画して後で見るなら確実に CM は飛ばす。ところが暇つぶしで見ている人は、 CM も含めて暇つぶしだから、 CM も見てくれるし効果もある。番組のファンが増えれば増えるほど、 CM の効果が薄れていく。視聴率は欲しいけど、視聴率が上がったからといって手放しでは喜べない複雑な事情。

そのあたりはどうすればいいかというと、ブランディングなんだよね。例えばサザエさんなんかは、番組名をいうだけでどこの会社がスポンサーか、みんな知っているだろう。だから番組の途中をぶった切って CM を挟んで視聴者を怒らせるようなことをしなくても、 CM の効果がある。国民的人気番組の冠スポンサーになるというのはそういうものなんだよ。

個人ブログのアフィリエイトっていうのはそういうブランディングとは正反対のところにあるわけで、ではどうすればいいかというと、アフィリエイトリンクも含めた状態で読者に有益な記事を書いて、そして検索エンジンに拾ってもらうこと。いくらいい記事を書いても関係ない広告だと意味がないばかりでなく、読者にとっては邪魔になるもの。

本文の途中に AdSense がはさんであって、それが無関係な広告を表示していることがあるけど、そういうのが邪魔な広告の典型だね。 AdSense はきちんと関連する広告を表示してくれると効果を発揮するけど、外れたら邪魔になるだけだから、無関係な広告が表示されたときのことも考えて配置しないとね。

アフィリエイトはブロガーに金銭的利益をもたらすものだけど、読者にもそれに見合うだけの利便性を提供しないと、単なる邪魔者扱いされる。広告モデルの場合ユーザーとスポンサーの両方を満足させないといけない。アフィリエイトは始めるのは簡単だけど、ちゃんとやるのは難しいものなんだよ。私もいい加減にしかやってないけど。

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