2009年4月9日

デザイナーは有名になればなるほどだめになる

identi.ca でデザイナーがどうのこうのという話題があって、ふと思い出したこと。

昔有名な建築家の設計したビルに入居していたことがある。もちろん有名になってからの設計。確かにかっこいい。そして使いやすそう。

でもね、実際に使ってみるとこれが使いにくいのですよ。社長室にふんぞり返っているなら快適。自慢もできる。しかしいざビルのメンテナンスをしようと思うと、掃除一つとってもやりにくい。それに建築物が主張しすぎている。本来人が主で建物が従であるべきなのに、設計者が主で建物が従、そして実際に使う人はそれ以下といった関係になってしまっている。

それから、デザインケータイが出始めた頃のこと。有名デザイナーのデザインした端末を選んだことがあったんだけど、これがまた使いにくかった。それもね、機能がどうとかではなくて、デザインそのものが問題。手になじまない。眺めているだけならいいんだけど、道具だからね。使いにくければその時点で価値はない。

そんなこともあって有名デザイナーって全然信用していない。

デザインは製品の一部であって全部ではない。だからデザイナーが前面に出過ぎるとろくなことがない。単に鑑賞するだけの絵画や彫刻と、実際に手に取って使う道具は違うんだよ。


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