2009年3月1日

なんだかものすごく字を書きたい衝動に駆られたので万年筆を入れ替えてみた

文章を書きたい、ではなくて文字を書きたい。タイプするのではなくて紙に書きたい。そういう欲求は元々あるんだけど、それが急に高まってきた。

紙に字を書くときには万年筆。仕事のときはボールペンを使うけど、長時間どうでもいい文章を書き殴るには万年筆の方が楽だから。このところは手持ちの中でも小型軽量で堅牢でなおかつ書き味もいいペリカンの安い吸入式のを太字と細字のペアで使っていたんだけど、気分転換にこの二本を休ませて他のを出した。

細字はセーラー。ペリカンよりペン先がしっかりしていて細かい字を書き込む道具という点ではより適している。殴り書きには向かないけどね。インクは純正の黒。セーラーには極黒というすごい黒インクもあるけど、使っているのは普通の黒。この方が手入れに神経使わなくていいから。それでも他のメーカーと比べたらくっきりした黒色が出る。半分趣味、半分実用のペンだね。

太字はウォーターマン。ペリカンは小型軽量で柔らかめのペン先なのに対して、これは重量級のペンで、しかもペン先はかなり硬い。でも滑らかさという点では決してペリカンに負けていないのでペンの自重をうまく使ってペン先を紙に滑らせると快適に書ける。インクは純正のフロリダブルー。ウォーターマンのフロリダブルーは数ある万年筆用インクの中でも特にお気に入りの一つ。手に入りやすくて、色がよくて、質がいい。どのメーカーのペンに入れてもトラブルになりにくいというのも嬉しい。

今回はもう一本。ラミー。ものすごく小さくてシャープなペン先なんだけど、見た目とは裏腹で手持ちの中でも一番柔らかいタッチ。硬いのばっかりじゃおもしろくないから、気分によって使い分ける。インクはモンブランのブルーブラック。モンブランのペンは持っていないけど、インクはモンブランを愛用している。他のメーカーと違ってモンブランのは昔ながらのブルーブラックだからね。黒はセーラー、青はウォーターマン、ブルーブラックはモンブランというのがお気に入り。

この三本を出してきたということは今までより文字を書くつもりがあるということ。だってペリカンよりきちんと手入れしないと使えないから。万年筆というのはどれでも長期間放置しておくとインクが詰まって書けなくなる傾向があるけど、ペリカンの場合はかなり長期間放置しておいてもキャップをとれば昨日手入れをしたばかりのような書き出しを約束してくれる。実用品としてはペリカンが最強だと思うが、趣味の道具として手入れも含めて楽しむなら、ちょっとは手がかかる方がいい。もちろんどれも優秀だから、ものすごく神経質になる必要はないけどね。

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