2009年2月16日

パブリックコメントの97%が反対だったのは当然の結果だと思うが民意を反映したものでもないと思う

ケンコーコムによると医薬品のオンライン販売等の規制に関するパブリックコメントの実に97%が反対意見だったらしい。ケンコーコムはオンラインで医薬品を販売している業者で、規制反対の立場にあるからこれをもって民意が反映されていないというのはわかるが、実際にはパブリックコメントは民意を反映したものではないと思う。

今回の件ではいくつかのオンライン販売業者で反対署名のキャンペーンをやっていたのを目にした。平たくいうと、「ネットで医薬品を買えなくなるとあんたら困るだろ。だから反対署名しろ。」ということなのだろう。もちろん反対署名するのは主にネットで薬を買っている人たちだろう。そしてそこからパブリックコメントへの誘導があれば、反対署名した人の何割かはパブリックコメントでも反対意見を表明するだろう。

では規制に賛成の立場の人はどうだろう。少なくとも私は規制賛成署名のようなキャンペーンを見たことはないし、規制に賛成してパブリックコメントを書くことを誘導するような記事も見たことはない。となれば、パブリックコメントには反対意見が多く集まって当然じゃないかな。つまり、少数の大規模な規制反対キャンペーンの成果がこれなんじゃないかな。確かに声は大きかったが、声が大きいからといって必ずしも正しいとは限らない。間違っているとも限らないが。

ここでは規制の是非について議論するつもりはない。だって私には議論する資格はないから。少なくとも私は医薬品のオンライン販売を利用したこともないし、利用する意向もない。

幸いにして私は継続的に医薬品を購入しなければいけないような持病を持っているわけではないので、民間薬が必要なときにはオンライン販売ではなく直接薬局薬店に行って購入する。その方がその場で手に入るし、そのときの症状を伝えて相談することも容易だから。まさに今風邪を引いているのに、明日の夕方でないと届かない風邪薬なんていらない。自力で薬局薬店に行く元気がないほどの病気になったときには医者にかかるから医薬品は病院で処方してもらうことになる。私にはオンラインで医薬品を購入するメリットがないから議論しようにもできないのである。

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