2008年2月25日

Improbable!? Emobile

イーモバイルがついに音声通話サービスを始めるそうです。

ありえない!? イー・モバイルと称して電話基本料無料、 980 円/月で通話無料と宣伝していますが、もちろん但し書きがあります。

電話基本料無料

確かに電話基本料は無料ですが、データ通信基本料月額 1,000 円と抱き合わせになっています。つまり、ほとんど使うことはないけれど何かのときのために持っておきたいという用途だと、ソフトバンクの 980 円とくらべてそれほど魅力がないことになります。

そして、データ通信基本料と抱き合わせになっているにもかかわらず、データ通信のためには月額 315 円のオプション契約が必要です。他のキャリアでもデータ通信はオプションで、ほとんどの人が契約しているので条件は同じですが、抱き合わせにするなら最初からこの 315 円も含めておくべきです。

通話無料

通話無料は同一キャリア間のみというのはソフトバンクやウィルコムと同じです。ソフトバンクのように特定の人以外は 24 時間無料にならないとか、ウィルコムのように長時間電話するときにはいったん切断しないと料金が発生するとかの但し書きはありません。それはいいのですが問題はソフトバンクやウィルコム以上に回りにユーザーがいないのでより無料になる率が低いということです。

SMS

SMS は同一キャリア間でしか使えないようです。ソフトバンクのように日本以外のほとんどの国で標準になっている本来の SMS には対応していません。本来の SMS 対応という点では、ドコモも規格上は使えるのですが、国外からの SMS 受信はドコモユーザーの国際ローミング以外はブロックされるようです。

おサイフケータイなどの一般ユーザーに受けのいい機能について質問を受けたときに「あんなものを作っているから国際競争力がなくなる」と一蹴したそうですが、それならどうして世界標準の SMS を搭載しなかったのでしょうか。国際的でないですね。

国内ローミング

イーモバイルのサービスエリアは全国をカバーしているわけではないので、国内ローミングというものがあります。ただし、これはイーモバイルが使えない一部の都道府県でのみドコモのネットワークが使えて、イーモバイルが使える都道府県では、たとえイーモバイルが圏外でドコモが圏内であっても国内ローミングは使えません。しかも国内ローミングには月額基本料金が必要です。

HTC 製端末は SIM ロックフリーという情報もあるので、いっそのことドコモやソフトバンクの SIM カードと入れ替えて使った方がいいかも知れません。

いろいろと書いていましたが、一番の問題は魅力的な端末がないということにつきます。 HTC のスマートフォンであればソフトバンクでもあるし、東芝製の端末は全部入りの高級機でも、超薄型機でも防水機でもありません。わざわざイーモバイルにする魅力がないということです。

もちろん端末だけでなくネットワークに関しても、他社に負けないサービスエリアを実現してくれないと魅力はありません。いくら高速だの無料だのといってみたところで、サービスエリアの狭さと端末の魅力のなさがデメリットとしてはあまりにも大きすぎます。

0 件のコメント: