2008年1月31日

Yahoo’s OpenIDs are not practical

昨日、日米ヤフーの OpenID サービスが始まりましたが、まだ実用にはならないようです。

一つ目の理由は、 OpenID 2.0 のみに対応しているという点。いずれは多くのサイトが対応してくるとは思われますが、現在では OpenID 2.0 でログインできるサイトはあまり多くありません。

そしてもう一つは、 identifier の不備です。ヤフージャパンの場合は、 https://me.yahoo.co.jp/a/ で始まる identifier はすべてヤフーの OpenID トップページにリダイレクトされます。これではせっかく OpenID でログインしたのにそれが誰なのかわかりません。

米 Yahoo の場合は、 Yahoo のユーザーであることが示されるページが表示されますが、誰のページも全く同じものです。 Flickr ユーザーが設定をしておけば、 Flickr のページが identifier として表示されるので、その人が誰なのかわかるようになります。

OpenID はログインのためのものですが、他の人から見たときにはそれが誰なのかわかるためのものでもあります。いわば名刺のようなものです。ログインの際には個人を特定するものになるので、住民票や運転免許証のようなものとして扱われがちですが、それ以外に自分が誰なのかを示すという点では名刺に近いものです。

名刺であれば、氏名の他に所属や肩書きなどが書いてあります。その名刺を見て、その人と価格交渉をすればいいのか、詳細な仕様の打ち合わせをすればいいのかがわかります。それと同様に、自分のドメインを OpenID として使っていたり、Blogger, LiveJournal や Vox であれば、その人のサイトが表示されてどんな人なのかわかります。 Flickr のページであれば、どんな写真を公開している人なのかわかります。 TyepKey の場合には、プロフィールページが用意されています。

いずれは多くのサイトが OpenID 2.0 に対応してくるでしょうし、ヤフーもプロフィールページを用意するでしょうから、そのときこそ本当にヤフーが OpenID に対応したといえるときです。

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