2007年7月24日

Yahoo Japan To Pay Copyright Royalty To JASRAC

日経新聞によると、ヤフーは自社の動画共有サイトへの投稿映像で使われる音楽について、著作権使用料を日本音楽著作権協会 (JASRAC) に支払うことで合意したとのことです。

ヤフーが支払いを肩代わりすることで、利用者は個人の楽曲演奏シーンがある動画を合法的に投稿できるようになります。たとえば、カラオケで著作権のある曲を歌ったときの動画や、ピアノ発表会で著作権のある曲を演奏したときの動画を簡単に公開できるということです。

本来は、そのような動画を投稿するためには JASRAC に連絡して、しかるべき手続きをとって著作権使用料を支払う必要があります。その手続きをヤフーが一括してやってくれるのでユーザは何も気にしなくてよくなるのです。

JASRAC というのは権利者から見ると著作権を一括して管理してくれ、また多数の楽曲を演奏するプロからすれば個別の権利者に代わって著作権使用料を一括して支払える便利な存在なのですが、個人が一曲だけ利用する場合には個別の権利者に連絡をとる場合にくらべて窓口が一本化されていてわかりやすいという以外には、それほどメリットがありません。

今回の合意で、ヤフー動画を使う場合にはユーザーは JASRAC のメリットを最大限に利用できるようになります。いかにヤフーといえども JASRAC がなければ個別の権利者に著作権使用料を支払うなどということはしないでしょうから。

今回の報道発表によるとまだ仮契約なので、実際にサービスが利用できるようになるのはもう少し先のです。

さて、肝心のヤフービデオキャストですが、相変わらず Windows のみ対応のヤフー動画と違い、 Mac にも対応しています。さらに携帯電話からの投稿もサポートしており、投稿できる動画フォーマットも YouTube より幅広くなっています。

世界的なシェアを考えるとやはり YouTube が面白いのですが、著作権に関して安心して利用できるという点で、日本では今後ヤフービデオキャストが伸びてくるかもしれません。世界的には Google 圧勝でも、日本ではヤフーの牙城を崩せないという図式は、動画共有の分野でも当てはまるのでしょうか。

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