2007年7月21日

Internet Security For Free

キングソフトが Kingsoft Internet Security の無料版を提供開始しました。

セキュリティソフトというのは必要だけれどできれば使いたくないものなので、安ければ安いほどいいし、無料ならばなお歓迎なのですが、もちろん無料には理由があります。

Kingsoft Internet Security の場合には広告を表示することによって無料化しています。ソースネクストが年間更新料無料でセキュリティソフトのシェアを伸ばしたように、キングソフトがシェアを伸ばせるかどうかはこの広告が受け入れられるかどうかにかかっているような気がします。以前 Opera に広告が表示されていた頃は、広告が邪魔で使わなかったばかりか、それが原因で広告のない有料版にお金を払う気にすらなれませんでした。

Kingsoft Internet Security ではアプリケーションを起動している間に広告が表示されることはもちろん、 popup 広告も表示されるようです。「ようです」と書いたのは Kingsfot Internet Security が Windows 専用だから。 Mac ユーザーには使えないので実際には検証していません。あまり popup 広告が多いようだとかえって有料版の売り上げにも悪影響を及ぼすし、少ないと広告収入が期待できません。さじ加減が難しいところです。

ちなみに、私は周りのコンピュータに詳しくない人にはソースネクストのウィルスセキュリティ ZERO を薦めています。なぜならば、年間更新料が必要ないから。年間更新料無料というのは金額の問題ではなくて、手続きの問題です。

コンピュータに詳しくない人はウィルスに対しても漠然とした心配をしており、何が危険で何が安全かということがよくわかっていません。ですから、ウィルス対策ソフトの「あと 30 日以内に更新料を支払わなければ使えなくなります」等のメッセージが、ワンクリック詐欺のように見えてしまうのです。

もちろんちゃんとメッセージを読めば何のことかわかるのですが、そういった人たちはメッセージなど読まずに、ただ単に「何かよくわからないものが出てきた。これはウィルスかもしれない」とパニックになってしまうのです。

そういう意味ではダウンロードしてインストールすればずっと無料で使える Kingsoft Internet Security free は手続きの煩雑さがなくていいのですが、 popup 広告はウィルスと勘違いされる恐れがあるので難しいところです。

また、私がもっとも嫌っているのはノートン製品です。コンピュータを購入すると有効期限の短い製品が勝手にインストールされていて、購入後しばらくすると更新料の支払いメッセージが表示されます。システムに勝手に入り込んできて金銭の支払いを要求するなどというのはこれ自体がウィルスといってもいいでしょう。これのおかげで新しくパソコンを購入したコンピュータに詳しくない人から「何か変なものが出てきた、ウィルスかもしれない」といって呼ばれることが多々あります。

0 件のコメント: