2007年6月24日

Legacy Lenses On Four Thirds


Verge
Originally uploaded by okano.

ご存知のようにフォーサーズマウントは他社のマニュアルフォーカスレンズを取り付けるためのマウントアダプターが多数発売されています。

私も手持ちの K マウントレンズを活用するためのアダプターを利用しています。私が持っているのは、リコーの Rikenon P 28mm F2.8 、 XR Rikenon 45mm F2.8 そしてペンタックスの Super Takumar 55mm F1.8 です。

Rikenon P 28mm F2.8

受光素子の小さいフォーサーズ規格では、 35mm カメラ用レンズを取り付けたときに焦点距離が 2 倍相当になります。 28mm レンズは、 56mm 相当となって、標準レンズ代わりに使えます。

このレンズを 35mm 一眼レフで使う場合は何の変哲もない広角レンズですが、フォーサーズマウントに取り付けると近距離撮影に強い標準レンズになります。広角レンズは周辺光量が不足がちですが、フォーサーズではレンズ中央部分しか使いませんからそのような問題もありません。

ただ使ってみると、どうも解像度が低いのです。普段の撮影ではそれほど気になりませんが、遠景を撮影したときに解像度の低さが顕著にでます。またフレアが強烈なため逆光では極端に画質が落ちます。

これはこのレンズ全般の問題なのか、私も持っている個体が劣化しているためなのかは不明ですが、とりあえず近接撮影用と割り切った方がよさそうです。

XR Rikenon 45mm F2.8

いわゆるパンケーキレンズです。小型軽量が売りのパンケーキレンズの中でも、プラスチックを多用したリケノンは高級感はないものの軽さは飛び抜けています。 E-410 に取り付けて持ち歩くと、その軽さは際立っていて、今の季節ではさすがにジーンズのポケットには入りませんが、冬ならコートのポケットに入ってしまいます。

見た目の安っぽさに反して、写りも悪いものではなくて、常用レンズとして実用に堪えます。フォーサーズマウントで使うと 90mm 相当とちょっと望遠レンズになりますが、散歩に持って歩く超小型レンズとしてはこれ一本で十分です。

Super Takumar 55mm F1.8

このレンズは元々の発売本数が多かったこともあり、古いレンズにもかかわらず現在でも中古で手軽に入手することができます。ペンタックスのレンズの特徴はその柔らかいボケ味ですから、シャープネスが特徴のオリンパスのレンズと合わせて使うには最適です。

マウントはペンタックス K マウントではなく俗にいうプラクチカ M42 マウントですから別途アダプターが必要です。私は元々持っていたペンタックス K マウント用アダプターを介して、つまりアダプターリングを 2 重に使用してフォーサーズマウントに取り付けています。

F1.8 という開放絞りは暗いところでの撮影に威力を発揮しますが、さすがに絞り解放では慣れるまでは被写界深度の浅さに苦労することになります。描写も絞り解放では少し甘いので、 1-2 段絞って使う方がいいでしょう。

また 55mm という焦点距離はフォーサーズマウントでは 110mm 相当になり、標準レンズ代わりに使うにはちょっと長過ぎます。しかしその美しいボケ味を生かしてポートレイトレンズとして使うのなら 35mm 一眼レフに装着した場合以上に活躍してくれます。

元々広角レンズとか標準レンズを多用していたのでフォーサーズマウントになってからは標準レンズから中望遠レンズ中心になっていますが、中望遠レンズもいいですね。広角レンズはフォーサーズマウントの場合は思い切って魚眼レンズが面白いかもしれません。

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