2007年6月17日

Identifying Tweets Or Twitterers

Twitter の人気で類似サービスが多数できましたが、その中で異彩を放っているのは Jaiku です。

そもそも Jaiku は Twitter 人気にあやかって登場したものではなくて、それ以前からあったサービスでたまたま似たようなことをやっていたというだけで、 Twitter とは目指す方向が違うのは当然というべきなのでしょう。

1. コメントとリプライ

Jaiku が Twitter と決定的に違うのは、コメント機能を持っているということです。ですから、知らない人の発言であってもそのコメント欄でどんどん会話が発展していきます。自分のフレンドリストに入っていない人の発言でも、友人がその発言にコメントを書けば会話の断片が目に触れることになり、知らない人との交流が生まれやすくなっています。

それに対して Twitter ではコメント機能がありません。かわりに @ を使ったリプライ機能とダイレクトメッセージ機能があります。リプライはコメントと似たようなことができるものの、コメントのように関連する発言を集めて表示することができないために会話が発展しにくくなっています。またダイレクトメッセージは当事者以外は見ることができないのでなおさらです。

これは Jaiku ではユーザーの個々の発言を軸に会話が発展していくのに対して、 Twitter ではユーザー個人を軸に会話が成立しているという違いから来ています。ですから、 Twitter では( Twitter 以外での活動を知っている)以前からの友人知人でなければ会話になりにくいのに対して、 Jaiku では見ず知らずの人でも話題さえ合えば会話に入っていくのは容易です。

2. 携帯電話対応

Twitter にせよ Jaiku にせよ、ちょっとした一言を書くというその性質から、どこにでも持ち歩く携帯電話への対応がキーになります。 Twitter では世界中の多くの国で使える SMS というシンプルな仕組みでそれを実現しました。 Jaiku では SMS での投稿もできますが、それ以外にも Nokia S60 用のクライアントアプリケーションも用意していて、より高度な利用ができます。

しかし、いずれも日本の携帯電話では使えません。ソフトバンクの携帯電話では Jaiku に国際 SMS を送信して投稿することもできますが、国際 SMS はパケット定額プランの対象外で、一通 50 円もコストがかかるので実用的ではありません。 Twitter では携帯電話向けの web ページを用意していますが、認証に cookie を使用するため NTT ドコモの携帯電話からは使えません。

3. 類似サービス

日本の携帯電話は世界的に見ると特殊仕様なので、携帯電話対応に関しては日本国内のサービスが有利です。 Twitter 人気にあやかって多数の類似サービスが登場していますから、その中から気に入ったものを選べば良いわけです。以前当ブログで紹介した Timelog や もごもご、 Haru.fm などがありますが、それぞれ少しずつ個性があります。しかしいずれも Twitter タイプのサービスで Jaiku タイプのものは日本では見かけません。そもそも日本では Jaiku 自体が Twitter に比べて知名度が低いので当然といえば当然なのでしょう。そんな中、 Cyworld の Feecle は日本では珍しい Jaiku 型サービスです。 Cyworld は韓国企業ですが、日本法人がやっているサービスなので日本の携帯電話にも対応しています。これは珍しいですね。

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