2007年5月31日

NTT Docomo To Reconsider Cell Phone Fees

NIKKEI NET によると、 NTT ドコモの中村社長が携帯電話料金を見直す考えがあることを明らかにしたようです。

記事だけを読むとソフトバンクのホワイトプランやスーパーボーナス相当の料金体系の登場が予想されますが、本当のところはまだ不明です。

この記事で思い出すのは、 ADSL の価格競争です。当時高止まりだった ADSL 業界にヤフー BB が安値で参入してシェアを広げ、それに危機感を持った既存プロバイダが続々と値下げして ADSL 全体の価格が下がりました。しかしヤフーは最初こそ安かったもののその後他社の値下げに対して対抗値下げをしなかったために結果として割高になってしまったにもかかわらず、最初の印象が強かったので多くの人がヤフー BB は安いと誤解していました。

結局の所、既存プロバイダを使い続けた人が得をしたわけですが、その引き金となったのはヤフー BB の登場であるというのは事実です。同様に、ソフトバンクモバイルの存在によって携帯電話業界全体の料金が安くなれば嬉しいことです。

ただし、現行のソフトバンクの料金は、基本料金の絶対値が低いためにあまり使わないライトユーザーには有利なものの、ヘビーユーザーにとってはドコモの方が割安というのが現状ですから、たとえドコモがライトユーザー向け低価格プランを出してきたとしても、ヘビーユーザー向けプランを値上げしてくるとかえって不利になる人も出てくるでしょう。特にパケット料金に関しては、ソフトバンクや au のいわゆるダブル定額よりは、ドコモの完全定額のプランの方が本当のヘビーユーザーには割安です。

少なくとも現在ドコモを使っているユーザーは、料金の安さだけを理由にソフトバンクに乗り換えることを考えているのならば、しばらく待ってみた方がよさそうです。

0 件のコメント: