2007年3月15日

New Cell Phone Fee

NTT ドコモと au が端末代金を高くするかわりに月々に利用料を安くする新しい料金体系を導入する方向で検討に入ったということで各所で話題になっていますが、どうも私の知る限り歓迎せざる状況のようです。

日経新聞によると端末代が 5 万円になって通信料が 2 割程度下がる見込みとのことです。ここでいう通信料は、基本料据え置きで通信料だけが安くなるのか、基本料込みで月々の支払額が 2 割程度安くなるのか不明ですが、わかりやすくするために月々の支払い総額でシミュレーションしてみましょう。

まず第一のケース。 2 年に一度携帯電話を買い替えて、月々の支払いが 5,000 円のユーザー。

今までであれば 2 年間のコストは端末代 1 万円 + 月額 5,000 円 × 24 で合計 130,000 円です。ところが、新しい料金プランだと端末代 5 万円 + 月額 4,000 円 × 24 で 146,000 円となりかえって割高です。

次のケース。毎年携帯電話を買い替えて、月々の支払いが 10,000 円のユーザー。

今までであれば 2 年間のコストは端末代 1 万円 × 2 + 月額 10,000 円 × 24 で合計 260,000 円です。ところが、新しい料金プランだと端末代 5 万円 × 2 + 月額 8,000 円 × 24 で合計 292,000 円です。やはり割高です。

大義名分では端末を長く使うユーザーの不利益にならないようにということですが、本音は儲からない販売報奨金をやめて少しだけ月額料金を安くしてごまかそうということですね。

実際のところ、ソフトバンクのホワイトプランとスーパーボーナスを組み合わせれば、機種に制限があるとはいえ月々 980 円だけで端末代は無料です。夜間や他キャリアにも電話をするとして、通話料込みで月々の支払いを 2,000 円と仮定しても 2 年間のコストは 48,000 円です。これと比較するなら、端末代に 50,000 円も出すなら 2 年間は基本料金も通話料も無料でないと割が合いません。

最後の例はちょっと大げさですが、端末代に販売報奨金を乗せないなら、基本料金や通話料は固定電話並みにしてほしいですね。

0 件のコメント: