2007年3月18日

Lending To Entrepreneur In the Developing World

先日の PayPal 日本語化の記事で satomi さんから紹介のあった kiva.org についてちょっと調べてみました。

kiva.org は主にアフリカや中南米の、民間銀行が見向きもしない貧しい起業家に融資する組織です。我々は出資者となって kiva.org を通して自分の気に入った起業家に対して融資し、返済してもらいます。ただし利息はつきません。あくまでも出資ですから、出資した起業家が事業に失敗すれば貸し倒れのリスクもあります。

投資というよりは援助に近いものですが、無利子とはいえちゃんと返済されるところが寄付とは違います。私たちは kiva.org に対してではなく、起業家個人に対して投資することになります。また起業家からレポートも届くなど使途がはっきりしているのがいいですね。それにやる気のある人に対して投資したお金が回っていくというのもいいです。

kiva.org にアクセスすると、多数の起業家が自分の事業内容と必要とする金額を書いたプロフィールを掲載しています。投資家はそれを読んで、気に入った起業家に対して $25 から投資できます。起業家が必要としている金額はもっと多いのですが、複数の投資家が少しずつ投資することによって資金を集めます。

集まった資金は有利子で起業家に貸し出され、その利子が kiva.org の活動資金となります。投資した資金はその後返済されることになりますが、返済された資金でまた別の起業家に投資してもいいし、資金を回収するのも自由です。

あくまでも国際貢献です。我々はこれで儲けることはできません。よくある募金と違うのは、自分の出したお金は 100% 目的の相手に届くという点です。怪しげな募金などでは集めたお金の大部分を活動資金という名目で使ってしまったり、実際には届けたい相手には届かなかったりすることも多いのですが、その点はクリアーです。

実際に投資するにあたっては、 kiva.org にアカウントを作成して、起業家一覧から気に入った起業家を選んで、金額を決めて貸し出しをすることになります。

貸し倒れのリスクを減らすためにも、特定の起業家に対して多額の融資をするのではなくて、複数の起業家に小分けにして融資する方がいいでしょう。

お金は、 PayPal アカウントを通じて支払います。 PayPal ではクレジットカードを利用して支払いますので、ポイント還元などのあるクレジットカードを使えば kiva.org とは関係なくいくらかの還元を受けることができます。

寄付と違いお金は返ってきますし、万が一返ってこなかったとしても $25 から始められるので、下手に寄付するくらいなら kiva.org で投資したほうがいいですね。

そうそう、 kiva.org では自分のページを持ってこんなことやってますという宣伝ができます。ゴムの輪っかよりかっこいいですね。

kiva.org

2 件のコメント:

ちゃめ さんのコメント...

 これはいいですね。
 毎月数千円程度、途上国の子供に教育資金を送る事業も気になりますが、こちらも気になります。
 素晴らしい情報、有難うございまーす。

PS:
 サイドバーの Paypal 寄付も個人的には気になったりします。
 こちらは、受け取る側の立場で(笑)。

Hit さんのコメント...

サイドバーの寄付ボタンは PayPal に加入すれば簡単に作成できますよ。この時点では無料。お金を受け取ったら受け取った金額に応じて手数料が発生します。