2007年1月21日

RFC2646: Format=Flowed

Max OSX に付属の Mail.app は、RFC2646 に対応しています。

そのため、 Mail.app から送信した文書は、 RFC2646 対応クライアントで見る場合には常にウィンドウ幅で改行され、非対応クライアントで見ると Mail.app の自動改行機能によって半角 70 文字程度で改行されて見えます。

そのため、従来のメールクライアントのように自分で好きなところで改行を入れて行を揃えていると、 RFC2646 非対応クライアントで見た場合に自動改行と衝突して意図しない位置での改行が入ってかえって見難い文書になったりします。

ですから、 Mail.app を使ってメールを作成するときには、以前のように自分で改行を入れて行を揃えたりせずに、ワープロなどと同じように段落の区切りのみに改行を入れるのが正しい使い方です。

RFC2646 は、 HTML メールなどと違い非対応クライアントとの互換性を重視した規格ですので、相手の環境を気にすることなくメールを書くことができます。相手がパソコン上でメールクライアントを使っている限りは。

最近ではパソコンと携帯電話の間でメールのやり取りをすることも多くなってきましたが、その場合には自動改行が仇になります。

携帯電話のメールクライアントは、表示可能文字幅は 80 文字以上であるという前提が崩れてしまいますので、 Mail.app の自動改行と携帯電話の自動改行が競合して意図しない改行となり見難い文書になってしまいます。 RFC2822 では(CRLF で 2 バイトなので)78 文字以内で改行すべきと書かれています。本来は、表示幅の狭いクライアントでもきちんと表示できるようにと考えられたのが RFC2646 なのですが、肝心の携帯電話が対応していなければ話になりません。

私は Mail.app 以外でも、携帯電話相手にメールを作成するときには、相手の表示幅がわからないので自分で改行を入れたりせずワープロと同じ感覚で文書を作成しています。 RFC2822 でも 78 文字以内で改行するのが望ましいとなっていますが、最大 998 文字までは認められていますから。

また、ブログなどにメールで投稿する際にも、自動改行は邪魔ですね。早いところ、携帯電話とブログのメール投稿受付プログラムに RFC2646 に対応してもらいたいものです。

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